2016年 12月 05日
わくわく、どきどき
人生で一番好きなことは、「種まき」である。
でも、十数年前に行政の女性相談室に相談員として勤務するようになってから、
あまりの忙しさに、睡眠時間が減り、とうとう大好きな「種まき」をする時間もなくなってしまった。
ところが、この秋どうしたことか、急に「種をまきたい!」という衝動がむくむくとわいてきて
久しぶりに、色々な草花の種をまいてみた。
私の場合種まきは家の中でする。ピート版というピートを固めた板を水でふやかしてそこに種をまく。
箸の先で一センチ間隔に一粒一粒まいていくのは、だいたい真夜中、丑三つ時の作業になる。
一週間ほど時期が遅かったので心配だった。種を蒔いた日から毎日毎日ピート版を見つめた。
ついには、テレビの前に並べて、横を通るたびに、もう出るか、もう出るかとワクワクドキドキしながら
しげしげと眺めた。
そしてとうとう、一ミリほどの白い根が見え、発芽の兆しを発見した時のうれしさ。
毎日が実にうきうきしてるのだ。ピート版をじーっと熱い視線で見つめてはうっとり、にんまり。
振り返れば、種まきに要した時間は数十分ほどでしかない。
それでこんなに、毎日ワクワクドキドキが味わえるなんて驚いた。なぜ今までやめてしまっていたのだろう。
むくむくと再開の衝動がわいてきたのは、ウィメンズカウンセリング松山の「ライフレッスン」の読書会を一年間続けてきて、ライフレッスンが少しできてきた成果かもしれない。
蒔いたのは、春の花では一番好きな青いネモフィラとスィトピーのブルーと紫、次に好きな矢車草、ニゲラ、今年魅せられたレースフラワー、初めて挑戦するフェシリア。これらの種はほんとに十数年ぶりに、「タキイ」や「サカタ」から取り寄せた。
後はたまたま近くのスーパーで売ってたから買ったに過ぎないルピナス、金魚草、ストック、ゴテチャ、勿忘草など。どれも順調に発芽してすくすく成長している。
これまでは「種まき」だけで満足して、そのあとを放置するので、せっかく発芽したのにピート版の中で黄色くなってしって、夫に「残酷なことをする!」と非難されまくっていた。
しかし今年は、すでにプランターや庭に定植も半分ほど完了したので、我ながらちょっとびっくりしている。
さあて、こうなると春がいつもの何倍も楽しみだ。と、ワクワク、ドキドキはまだまだ続きそうだ。
ニゲラで一句。
「ニゲラ咲く モナコ王妃の 海想う 」
(プレバトの夏井いつき先生なら、どう、ケチョン、ケチョンに評してくれるか、ワクワクドキドキですわ。)
(ふくら雀)
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でも、十数年前に行政の女性相談室に相談員として勤務するようになってから、
あまりの忙しさに、睡眠時間が減り、とうとう大好きな「種まき」をする時間もなくなってしまった。
ところが、この秋どうしたことか、急に「種をまきたい!」という衝動がむくむくとわいてきて
久しぶりに、色々な草花の種をまいてみた。
私の場合種まきは家の中でする。ピート版というピートを固めた板を水でふやかしてそこに種をまく。
箸の先で一センチ間隔に一粒一粒まいていくのは、だいたい真夜中、丑三つ時の作業になる。
一週間ほど時期が遅かったので心配だった。種を蒔いた日から毎日毎日ピート版を見つめた。
ついには、テレビの前に並べて、横を通るたびに、もう出るか、もう出るかとワクワクドキドキしながら
しげしげと眺めた。
そしてとうとう、一ミリほどの白い根が見え、発芽の兆しを発見した時のうれしさ。
毎日が実にうきうきしてるのだ。ピート版をじーっと熱い視線で見つめてはうっとり、にんまり。
振り返れば、種まきに要した時間は数十分ほどでしかない。
それでこんなに、毎日ワクワクドキドキが味わえるなんて驚いた。なぜ今までやめてしまっていたのだろう。
むくむくと再開の衝動がわいてきたのは、ウィメンズカウンセリング松山の「ライフレッスン」の読書会を一年間続けてきて、ライフレッスンが少しできてきた成果かもしれない。
蒔いたのは、春の花では一番好きな青いネモフィラとスィトピーのブルーと紫、次に好きな矢車草、ニゲラ、今年魅せられたレースフラワー、初めて挑戦するフェシリア。これらの種はほんとに十数年ぶりに、「タキイ」や「サカタ」から取り寄せた。
後はたまたま近くのスーパーで売ってたから買ったに過ぎないルピナス、金魚草、ストック、ゴテチャ、勿忘草など。どれも順調に発芽してすくすく成長している。
これまでは「種まき」だけで満足して、そのあとを放置するので、せっかく発芽したのにピート版の中で黄色くなってしって、夫に「残酷なことをする!」と非難されまくっていた。
しかし今年は、すでにプランターや庭に定植も半分ほど完了したので、我ながらちょっとびっくりしている。
さあて、こうなると春がいつもの何倍も楽しみだ。と、ワクワク、ドキドキはまだまだ続きそうだ。
ニゲラで一句。
「ニゲラ咲く モナコ王妃の 海想う 」
(プレバトの夏井いつき先生なら、どう、ケチョン、ケチョンに評してくれるか、ワクワクドキドキですわ。)
(ふくら雀)
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by wcm050401
| 2016-12-05 04:32
| 女性の生き方