ウイメンズカウンセリング松山  WCM staff blog

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カテゴリ:本、映画、CD、マンガ( 17 )

シネマルナティック(松山市)で明日3月4日から17日まで「未来を花束にして」が上映されます。

映画は、100年前のイギリスを舞台に、女性たちが参政権を求めて立ち上がったが、激しい弾圧を受けた当時の闘いの様子を映画化したものです。

先人たちの命がけの努力で勝ち取ることができた女性の参政権ですが、有効に使われているのでしょうか。
日本でも戦後やっと女性が参政権を得て70年たちましたが、女性議員は一向に増えていません。

先進国はどこもクォーター制度を導入したり、フランスの地方議会のように男女ペアでないと立候補できなかったりと、様々な政策を取って女性議員比率を高めてきましたが、日本はなにもせず無策です。結果女性国会議員比率は、世界191か国中13%で142位です。(2017年)
一度、下のサイトにアクセスしてみてください。もう、半数以上が女性という国もあるので驚きます。
http://www.globalnote.jp/post-3877.html

さて、日本が非常に女性議員比率が低いのに、その日本の47県中、46位の愛媛県に私たちは住んでいます。
生きにくいはずです。男女平等は法律上の建前だけ。
実質はどれだけ女性が我慢と忍耐を強いられているか・・・日々実感しながら生きている女性たちにぜひ見てもらいたいのが上記映画「未来を花束にして」です。

上映期間中の7日の夜6時半からは「特別上映会」をします。

70年前に日本で初めて女性の投票が実現した日、投票に行かれた女性達へのインタビュー映像やご本人に来ていただいて、お話を聞かせてもらったりするイベントもあります。
この日はチケットも1200円ですので、通常より安くなっています。

◆日時: 3 月 7日(火)
       18:30~ 上映
       20:20~ スペシャルトーク
              「日本女性の初の一票は?」
◆会場 : シネマ ルナティック
        松山市湊町3丁目1-9マツゲキビル2F
           ?(089)933-9240

◆料金 : 一般 1200円  学生 1000

◆お問合せ : 「未来に花束をおくる会」
         松山市喜与町1-5-4   Tel 089-941-8007

下のURで詳しいことみてください。
https://www.facebook.com/events/1843846539224228/

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by wcm050401 | 2017-03-03 13:00 | 本、映画、CD、マンガ
視聴率がうなぎ上りに上がって最終回は20%越えだったことも話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を3回目あたりから熱心に見てました。

最初は状況設定が、就職口がなく派遣で働いていたがそれも派遣切りに合って仕事がないという女性と、仕事はあるが恋人がいない状況が長年続いている男性という二人の登場人物の状況設定があまりに男女を問わず普遍的で、同じ悩みを抱えた若者であふれているような現在の日本なので、「あー、若者たちにとても身に覚えがある設定だな!」と思って興味をひかれたのが見始めた動機でした。

仕事がない高学歴の女性(原作では大学院卒・臨床心理士)が、派遣切り継ぎのにあった後、次の仕事が見つからず、仕事として家事代行サービスに通っていたのですが、住む家がなくなる事情から、住み込みを希望します。世間の目もあり偽装結婚をして、住み込み家事代行を継続したことから、ドラマがドラマチックに展開して、おもしろおかしくハラハラドキドキ笑わせてくれながら、二人の徐々に芽生える恋愛感情とその生真面目さ、不器用さがまた見せ場のドラマでした。

反発していた男女が、どうしようもない事情から一緒に住まねばならない状況に陥り、徐々にお互いの良さに気付き魅かれていくというパターンは、映画やドラマの王道ですが、このドラマの異色だったところは、めでたく「結婚申し込み」まで来た時点で、女性が何とももやもやと納得いかない気分に陥る展開です。

結婚を提案した男性、平匡さんは、今まで女性に「払っていた給料を貯金に回そう」と提案しますが・・・女性、みくりさんは「それは好きの搾取です!」と抗議します。
この展開、男性諸氏は分かりますか?

これは、結婚とは何か?の本質をついていて、とても深い深い話なんですよね。

二人は話し合いながら、少しずつ進めていこうと合意に達します。

みくりさんは仕事に対して、自主性があり、いろいろアイデア、創意工夫がわいてくる人のようです。おばあちゃんの八百屋さんをいやいや店番している親友に、いろいろ提案してうるさがられたりします。彼女は派遣先でも、上司に仕事のことで気づいたことを、素直に話してことから「小賢しいんだよ!」と言われたことがありました。前の恋人にも同じことを言われてことがあり、痛い思い出になっています。

新しく始めた八百屋さんのある地元商店街応援の仕事のことで「小賢しくてごめんなさい」と謝るみくりさんに「僕はみくりさんのことを一度だって小賢しいなんて思ったことはありません」という平匡君。思わず抱き着くみくりさん。二人を温かく見つめる友人たち、が最終回のハイライトでしたね。

ここで元DV相談員として思い出すのが、信田さよ子さんたちがやっていらっしゃるDV加害者更生プログラム研究会のことでした。会の名前はNPO RRP研究会(Respectful Relationship Program 尊重しあえる関係のためのプログラム)です。カナダで実施されているプログラムの名称だそうです。

DV加害者に限らず、男女が関係を築くとしたら「尊重しあえる関係 Respectful Relationship 」であってほしいと、その関係の実現をライフワークと思っている私には、平匡さんとみくりさんの関係は、RRPを目指す貴重な関係と映りました。

多くの視聴者がドラマが終わってしまってさびしいと嘆いている「逃げ恥ロス」の一形態だと思いますが、海野つなみさんの原作コミックを借りてきて、読みふけっているこの頃です。

http://mainichi.jp/articles/20161217/mog/00m/040/004000c        (はっちゃん)



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by wcm050401 | 2016-12-22 23:47 | 本、映画、CD、マンガ
 前にカウンセリングに来られた人が、映画「隣る(となる)人」を見たくてたまらない。自主上映会が5万円でできるのだけど、何とかできないか。と話してらしたのだが、やっと松山市でも上映会があるようです。

 児童養護施設で暮らす子どもたちと彼らに寄り添う大人たちの"大切な日常"に8年間密着、その様子を丁寧に描いたドキュメンタリー映画だそうです。

同じ時間帯に県の男女共同参画推進センターのフェスティバルの「クロ現」キャスター国谷裕子さんの基調講演に申し込むのを忘れていたら、もう一杯で締め切られてしまった。でも当日キャンセルがあるから、行けば入れるのは分かっているが、映画も見たいなあ~こちらはまだチケットあるのかな?

【日程】平成28年12月3日(土)
    13:00開場 13:30開演 15:05交流会 15:45閉会
【会場】松山市男女共同参画推進センター(コムズ)
    5階大会議室
【入場料】前売り 800円 当日1,000円
【主 催】となりびと松山(代表 岡田美佐子)
【事務局】高橋裕子(090-3460-1509)

https://youtu.be/aD_OkGxXyew

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by wcm050401 | 2016-11-30 13:12 | 本、映画、CD、マンガ
 2015年は個人的にはなぜか、映画上映会に明け暮れました。きっかけは2014年11月に、松山大学で上映された「トークバックー沈黙を破る女たち」を見たことでした。この映画を見て感動したことは2014年12月1日のブログで報告しています。http://wcm050401.exblog.jp/21354823/ 女性たちの間で話題になっていたので、「見たいなあ」と思っていた映画でした。
 
 その後1月には、田中美津さん、田中喜美子さんらフェミニストの先輩方の生き方を松井久子監督が取材したドキュメンタリー映画「何を怖れるーフェミニズムを生きた女たち」の試写会にWCMの仲間と参加しました。
フェミニストの諸先輩たちが闘ってくれて今日があること、リブを戦った女たちへの親しみと共感など、胸いっぱいになる映画でした。この映画の報告は2015年6月4日のブログに詳しく書いています。http://wcm050401.exblog.jp/21850110/

 この時参加されていた映画上映サークル「マネキネマ」さんから、「良い映画だから一般向けの上映会をしませんか」とお誘いがあり、9月から実行委員会に参加しました。WCMからは二人でしたが、広報やチケット販売にスタッフやFC講座受講生の皆さんの強力な後押しがあり心強い思いでした。

 11月には「トークバック」の再上映と、坂上香監督の前作「ライファーズ」の上映会があり、広報に関わりました。「ライファーズ」もまた深い感動を受ける作品でした。
凶悪な犯罪を犯し、更正不可能とみなされた終身刑の受刑者たち(LIFERSライファーズ)が、更生を支援する民間団体「アミティ」主催の自助グループに参加します。トークバックに登場する女性たちが、人生早い時期に暴力や性被害の犠牲者であったように、凶悪な犯罪を犯して服役中の男性たちも、性被害や児童虐待の犠牲者でした。幼児期から虐待を受け続け、人として大切にされることなく生きてきた彼らは、心の中に「内なる監獄」を作ってきたのでした。「受刑者たちは、自分の人生を幼児の頃からひもとき、洗いざらい語る。だが、それは容易なことではない。自分が犯した罪とそこに至るまでの体験を、まず自分の中で認めることは苦しい。そこで重要になるのが、聞き手の存在だ。」この語り合いを見ていると自助グループの神髄が見えてきます。
 
 「トークバック」の女性たちは、それぞれの人生の物語を、舞台の上で語り、歌い、踊って表現します。映画のキャッチコピーが秀逸です。「女だけのアマチュア劇団―それは芸術か、セラピーか、革命か」彼女たちの舞台の上での表現は芸術であり、自分自身のセラピーであり、社会を変えていく変革運動でもあることを、映画は強い説得力で伝えてきます。「何を怖れる」のチラシには、「闘った、生きた、老いた。彼女たちの“リブ”は自分を生きること」と書かれています。松井久子監督は映画の原作本に「『何を怖れるーフェミニズムを生きた女たちー』は「この生き難さは、私が悪いからだ」と自分を責めている女たちへの贈りものである。」と記しています。

 WCMの今月27日の日曜講座は、私の担当ですがテーマは「私の生き難さと私の子ども時代」。生き難さを抱えて苦しむ皆さんにまず知ってほしいのは、あなたが抱えているその生き難さはあなたが悪いのではない。あなたは生まれ育った家族の中で生き延びるために身につけてきた能力が、大人になったあなたに不必要な緊張や不安を抱かせている。その仕組みを知ってほしいというAC(アダルトチルドレン)という概念を獲得していただくための講座です。

 「トークバック」に登場する女性たちも、生き難さを抱え、この生き難さは自分が悪いからだと自分を責めていました。そのために劇団の仲間と一緒に自分史を振り返り、語り、踊り、歌い、自身のセラピーをグループでやり遂げました。

 なんと、これらの映画が描こうとしていることと、フェミニストカウンセリングが伝えようとしていることは恐ろしくリンクしていたのでした。詳しくはまた後日!    (ふくら雀)




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by wcm050401 | 2016-03-16 17:17 | 本、映画、CD、マンガ

昨年11月に松山市で上映会があった「トークバック」、ほんとにたくさんの人に見てもらいたい映画でした。

坂上香監督の前作「ライファーズ」も、ぜひ見たいと思っていましたが、11月13日に松山市の「シアターねこ」で上映されることになりました。

「トークバック」の再上映もあります。前回は雨で断念した方もいらしたのでは?
見逃した方は、ぜひ今回見てください。
ただし今回は、定員が50名。前回の十分の一なので、なるべく早く申し込むかチケット入手してください。

< 「トークバック」&「ライファーズ」上映会@松山の詳細>

【日時】2015年11月13日(金)

【会場】シアターねこ( 愛媛県松山市緑町1丁目2−1) 
http://theaterneco.main.jp/?page_id=20

【上映スケジュール】
 13:00-14:30「ライファーズ」

 16:00-17:30「ライファーズ」

 19:00-21:00「トークバック」

 ※各回定員50名。
 ※上映と上映の間に坂上監督にご登場いただきます!!
【チケット代】前売500円/当日800円(1回の上映につき)
【申込】
talkback.matsuyama@gmail.com宛に、①お名前、②連絡先(メールアドレス等)、③鑑賞を希望する上映時間・作品、④人数をお知らせください。

                  
                   「ライファーズー終身刑を超えて」

「ライファーズー終身刑を超えて」は凶悪な犯罪を犯し、更正不可能とみなされた終身刑の受刑者たち、LIFERS(ライファーズ)と呼ばれる彼らが、罪を償いながら新しい生き方を模索する姿を捉えたドキュメンタリーです。

受刑者が300万人を超える米国。そこには、10万人あまりのLifers(終身刑、もしくは無期刑受刑者)たちが存在する。
彼らは殺人や強盗などの深刻な犯罪を犯し、「更生不可能」というレッテルをはられた人びとであり、社会から忘れられた存在である。

そんなLifersが参加している犯罪者の更生プログラム「AMITY(アミティ)」がある。カリフォルニア州、サンディエゴ郊外にあるRJドノバン刑務所。再犯率が他の刑務所と比べて3分の1も低いこのプログラムでは、約200人の参加受刑者たちが「自分がなぜ犯罪を犯すようになったのか」の問いに徹底的に向きあう。

そして、それぞれが罪の償いを模索し、「どのような未来を生きたいか」というビジョンを作り上げていく。この中で、10名のLifersたちが受刑者の手本(ロールモデル)となってきた。

殺人罪や強盗罪などで服役期間が30年になるLifersの一人、レイエス・オロスコが言う。「釈放されるかどうかが問題なのではなくて、受刑者である私たちは、自分の中に作り上げた『牢獄』から解き放たれる必要がある。たとえ刑務所から出られなくとも、変わるチャンスが与えられれば、今までの生き方にしがみつく必要なんてなくなる。それに、いつの日か出られるかもしれないという希望があれば、頑張り通せると思う」。

これは、ロールモデルとなったレイエス自身が、他のLifersから教えられたことでもある。自らの罪をどう償い、そしてどう生き直すのかを、彼自身が問いながら、他の受刑者たちにも伝えようとしている。

http://movie.walkerplus.com/mv34350/ 


トークバックについては、去年の12月1日のブログを見てください。

http://wcm050401.exblog.jp/21354823/ (「トークバック」を見てきましたーWCMスタッフ日誌)


https://www.youtube.com/watch?v=SdmAO4GUDQU&feature=youtu.be



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by wcm050401 | 2015-10-14 11:00 | 本、映画、CD、マンガ
一月から始まったドラマ「問題のあるレストラン」は、第一回の出だしから興味深かった。パワハラ、セクハラ、女性差別がひどい職場で、会社のミスの責任を負わされそうになった同僚をかばったために、常軌を逸するセクハラを受けた女性が、想像・イメージの中で、加害者を一人一人日本刀で切り殺すシーンがあった。一番ひどい加害者の社長を日本刀で一刺しにするのだが、すべては彼女のイメージの中。でも、見ていてどんだけすっきりしたか!

たとえイメージでも暴力はいけないと言われる人もいるかもしれないが、イメージの力はすごいものがある。セラピーの中でも、イメージは重要な役割をする。ドラマの被害者は、余りの被害体験だったので一度のイメージだけで救われるわけにはいかなかっただろうが、視聴者には大きなインパクトであり、職場で実際に女性差別を受けて苦しんでいる女性たちには思わぬカタルシスだったのではないか。実際はヒロインの真木よう子が、友人に代わって、先の加害者たちにバケツ一杯の氷水を浴びせて回って警察に捕まり、首になるのだが。

真木よう子はじめ、職なしの、それぞれに分けありの女たちが、集まって女性差別会社が経営するレストランの向かいに問題のあるレストランを開業する設定のようだ。

脚本は 坂元裕二、演出、宮本理江子、並木道子。夫婦のすれ違いを描いて秀逸だった「最高の離婚」のコンビだから、楽しめるのではないか。ま、私的には、第一回だけでも充分に楽しめたが。

そうそう、真木よう子がと言えば、「最高の離婚」で、東北の八戸市出身の美人のタイ式マッサージ師を演じていたが、同棲相手が浮気を繰り返していることを知りながら、何も言わずに黙っていた。妹が訪ねてきた時に、「母も祖母も浮気を繰り返す夫に文句も言わず黙って耐える生き方しかしなかった。あんな生き方はしたくない。」と、東北弁で言うシーンがものすごくリアルで凄味があった。それから彼女が変わる。忘れられないシーンだった。

ドラマの中に今を生きる女たちの、哀しさ、切なさ、悔しさ、怒り、喜びをしっかり受け止めたいと、今晩もドラマを楽しみにしている。


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by wcm050401 | 2015-01-29 00:30 | 本、映画、CD、マンガ
 脳挫傷で具合が悪くて、眠れず、食べれず、横になっていてもしんどくてたまらなかったとき、たった一つの慰めはテレビドラマでした。今晩は〇〇があるからと思って、昼間をなんとかやり過ごすことができました。
 
 ドラマの中には、今を生きる女性たちの様々な生き様が、結構現実に近い形で反映されていました。現実は、女性たちが悔し涙を流して終わる話も、ドラマの中では救いがある結末になっていることもあり、ある種のカタルシスもあります。女性が家庭や職場で味わう悔しさ、切なさ、情けなさ、哀しさが描かれているだけでも、フェミニズムの視点があると思うのです。

「昼顔」というドラマがありました。そうです、あの有名なケッセルの「昼顔」に掛けているのでしょう。カトリーヌ・ドヌーブ主演の映画は超有名です。映画のように、主人公の一人利佳子は、夫と子どもが出かけた昼間にいろいろ相手を取り換え浮気をしています。ドラマの始まりでは、不道徳の極みのような利佳子ですが、実は雑誌の編集長という立場の夫から、ことごとくばかにされた言動を受けていることがわかってきます。利佳子は浮気はしていても子どもたちをとても愛して大事に育てていますが、やがて画家の加藤と出会い浮気ではなく本気で付き合うようになります。加藤も利佳子のために画家としての成功のチャンスをみずから棒に振るのですが、ドラマは11~12回と相場が決まっているので、二人はハッピーエンドにはならず、利佳子はまた、自分を見下す夫のもとに帰るという結末でした。これには視聴者から、大分消化不良というクレームもあったようです。

私も、眠れぬ長い夜を、もしフェミニストカウンセリングに利佳子さんが来てくれたら、自分を尊重できる生き方を実現するためにいくつかの選択肢を提案できたのになと、残念な思いを噛みしめました。

もう一人の主人公、上戸彩さん演ずる紗和も、夫から捨て置かれています。夫が関心あるのは、自分自身とハムスターだけ。紗和がどれだけ孤独かという話ですが、妻には家事をやってもらう以外の関心がないという夫は、ほんとに五万といます。情緒的交流が持てない夫を人生のパートナーとして生きていくことに、ほんの一昔前までは、割と平気で耐えてきた女性たちですが、このドラマを見ていても、紗和さんの孤独はひしひしと伝わってきます。

夫から、見下されると言えば、ちょうど一年前に放送された原田知世主演の「紙の月」(角田光代原作)も、働き始めて、仕事にやりがいを感じ始め収入を得る喜びを感じ始めた妻に、夫が浴びせるどこか見下した言動がいかなる成り行きをもたらすのか、興味深いドラマでした。これについては、女のアクションネットワークWANで詳しい分析があるので読んでみてください。
消費する自由がもたらす万能感(ドラマの中の働く女たち・16) 中谷文美 http://wan.or.jp/reading/?p=15359 





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by wcm050401 | 2015-01-27 00:44 | 本、映画、CD、マンガ
女性たちの間で話題の映画「トークバックー沈黙を破る女たち」を昨夜見てきました。

あいにくの雨でしたが、500人収容の会場はいっぱいで入りきれず、追加の椅子を50人分も出すために
上映開始が少し遅れたほどでした。映画が話題になっているのは知っていましたが、どうせ松山では見られないと思っていたので、松山で上映されると聞いてびっくりでした。

会場が松山大学でしたので入場者も若い学生さんが多くしかも男女数が半々くらいだったことも驚きでした。
これも他所の上映会では見られない珍しい現象なのでは?

映画は期待に背かない素晴らしい内容でした。

演じているのはプロの俳優さんではない。市井の、ちょっと分けありの女性たち。
アマチュア劇団んで活動してきて、今回の芝居のテーマはエイズ。

劇団員がそれぞれに過酷だった自分の人生を舞台の上で語り、踊り、歌う。
自分の体験を芝居にする。

映画を見る前は、字面だけを追っていたチラシの文字が見終わった後は、ぐいぐいと圧倒的説得力で迫ってきました。「女だけのアマチュア劇団―それは芸術か、セラピーか、革命か」というチラシの文字がすべてを物語っているように、私には思えます。この芝居は芸術であり、セラピーであり、そして社会の革命の始まりであることが、映画を見ていただけたら納得してもらえる。そんな映画です。ぜひ、ご覧になってください。

もう夕方ですが朝からずっと「トークバック」の映画のこと8人の出演者の女性たちの、性被害と暴力の被害で始まった人生のこと、彼女らが演劇を通して自分の体験を語ること、表現することをサポートした劇団メデアの代表であるローデッサ・ジョーンズのこと坂上香監督のことなどずっと一日考えて過ごしました。
彼女らが出会ったということ、出会って関係が続いたということ、関係を育てて何かを生み出したこと。それがこれからの私たちの未来の進むべき方向性を、照らし出しているのではないかということ・・・・etc。

まだ見ていない方は、ぜひ近くで観れるように自主上映会を企画されることをお勧めします。

監督の坂上香(さかがみかおり)
さんは2004年には初の自主製作映画「Lifers ライファーズ 終身刑を超えて」をプロデュース・監督し、国内外で数々の賞を受賞。各地の劇場や刑務所等で上映され、好評を得る。2003年以降は准教授として大学の教壇に立ちながら取材・撮影を続けていたが、映像制作に専念したいという思いを強くし、昨年、再びフリーの映画監督に戻られたのだそうだ。経歴からも志の方向が見て取れるような方だと思う。


映画製作の過程について、坂上監督が書かれている「トークバック製作ノート」はこちらです。
http://wan.or.jp/reading/?cat=72 坂上香監督の“トークバック”製作ノート







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by wcm050401 | 2014-12-01 21:59 | 本、映画、CD、マンガ
お知らせが大変遅くなってしまいましたが、フェミニストの女性たちに話題の映画
「トークバック―沈黙を破る女たち」が、ついに松山でも上映されることになりました。
急なのですが、あさって日曜日の17時30分から、19時30分までです。
そのあと希望者は坂上香監督とのトークセッションに参加することができます。
場所は松山大学です。なんと無料!!なのですよ。
ぜひ皆さん見てみてくださいね

「女たちの希望の回復」
をめぐる作品だそうです。
トークバック(talk back)とは、言い返す、口答えするという
ネガティブな意味で使われることが多い。しかし、本映画では、
沈黙を強いられてきた女性たちが「声をあげる」ことや、
人々と「呼応しあう」というポジティブな意味で使っている>
(パンフレットより)

申込方法は下記に。
   ……………………………………………………………………………………………………………………………
「トークバック」上映会+監督とトークバック・セッション@松山  http://tb-matsuyama.blogspot.jp/


上映会当日は坂上香監督が来松!
上映後は監督とトークバック・セッション!!

【日程】
2014年11月30日(日)
開場 17時 / 開演 17時30分

【会場】
松山大学8号館821教室
(松山市文京町4-2 伊予鉄道城北線「鉄砲町」下車)


※お願い※
駐車スペースがございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。 ご高齢の方、車いすの方など駐車場が必要な方は、事前にご相談ください。




【お申込み方法 】
1.facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/342552475913545/ の参加ボタンよりお申し込みいただけます。その際は折り返しメッセージにて連絡させていただきます。
2.電話、mailでもお申込みいただけます。その際は下記をお知らせください。
①お名前 ②電話番号 ③Eメールアドレス ④お住まいの市町村 ⑤上映会後のトークバックセッションに参加されますか。「参加希望」「不参加」「未定」のいずれかをお伝えください。
電話 :080-4991-0061
mail:talkback.matsuyama@gmail.com





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by wcm050401 | 2014-11-28 18:20 | 本、映画、CD、マンガ
 ゴールデンウィークに帰ってきていた小1と年長組の孫娘二人が、高らかに合唱していたのは
いま世界的に女の子の間でヒットしているディズニー映画「アナと雪の女王」の「雪だるまの歌」と「レリィゴーLet It Go」でした。

 カウンセリングの中でも話題に出てきたので、ユーチューブで聞いてみました。「Let It Go」




降り始めた雪は足あと消して

真っ白な世界に一人の私

風が心にささやくの

このままじゃダメだんだと

戸惑い傷つき誰にも打ち明けずに

悩んでたそれももう

やめよう

ありのままの姿見せるのよ

ありのままの自分になるの

何も怖くない

風よ吹け

少しも寒くないわ

悩んでたことが嘘みたいで

だってもう自由よなんでもできる

どこまでやれるか自分を試したいの

そうよ変わるのよ



ありのままで空へ風に乗って

ありのままで飛び出してみるの

二度と涙は流さないわ

冷たく大地を包み込み

高く舞い上がる思い描いて

花咲く氷の結晶のように

輝いていたい。もう決めたの

これでいいの自分を好きになって

これでいいの自分信じて

光、浴びながらあるきだそう

少しも寒くないわ ♪♪♪


思わず涙が出てしまいました。
多くの女性たちの悩みと共通したものを感じたのです。

そしてたどりつくところ「ありのままでいいの」という自己肯定・自己尊重の境地でしょうか。

「これでいいの自分を好きになって、これでいいの自分信じて」というフレーズには、「ウイメンズカウンセリング松山」が、二~三年前、コムズフェスティバルで開いた「自分がすきになる講座」が、女性たちに人気で募集の倍くらいの参加があったことなど思い出しました。

「自分らしくありのままに、自分を好きになって、自分を信じて生きていきたい」
この思いに共感する女性たちの間で、世界的なムーブメントを起こしていることが、納得できる歌詞だと思いました。四歳の女の子も高らかに歌っていると聞きました。





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by wcm050401 | 2014-05-21 12:28 | 本、映画、CD、マンガ

WCMは女性のためのサポートスペースです


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