女性のためのカウンセリング講座を受講して―卒業生からのメッセージ ③
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女性のためのカウンセリング講座を受講して
野中玲子
「わたしのためのフェミニストカウンセリング講座」に2年間参加しました。
その頃の私は、小さな2人の子どもがいて、しかし、夫との離婚が常に頭の中にありました。
精神的にいっぱいいっぱいになっていた私は、摂食障害に片足を突っ込み、夜な夜な、布団の中でこっそりとリストカットをしては生きていることを確かめ、なんとか翌朝目覚める日々を過ごしていました。
誰にもバレていないつもりでいましたが、一度はおさまっていた子どもの夜泣きが再開したことをはじめ、子どもの心の不安定を感じて、私が安定していないからだと自分を責めては・・・という悪循環で、悪夢のような日々でした。
そんななかで、何年も前から目にし、耳にしていた「女性(わたし)のためのカウンセリング講座」に申し込んでみる気になったのは、必然であったと、今にして思います。
1年目の受講では、「もう一度、夫との関係を回復できるヒントをもらったのかもしれない。がんばってみよう」。2年目の受講で、「がんばることをやめたい。私が幸せで笑っていなければ、子どもたちが苦しいだけだ。それは私の苦しみに直結している」と思うに至りました。
この2年間で学んだことは、ここでは書ききれませんが、私が私の視点で学んだことは、「察しあうことはできない」「がんばらないことで自分を取り戻せる」こと、そして、ACや母娘の苦しみの連鎖を断ち切るのは「私」しかないこと、決断は、誰でもない「私」ができること、今では当たり前に思えることが、当時はそうではなかったのです。そのことに気付けたこと、それが私にとっては小さいながらも大きな大きな道しるべでした。
その後離婚し、11年が経ちます。そして今、私は心から幸せだと思える日々を送っています。忙しいですし、経済的にはまったく余裕はありません。それでも、私が私らしく、誰にも遠慮せず、誰の顔色にも振り回されることもなく、たまには人の役に立つ幸せを感じながらの毎日を過ごせています。
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*野中さんは、自分のフェイスブックでも、「女性のためのカウンセリング講座」の受講を薦める投稿をしてくださってます。
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「生きづらさを抱えている人にはお勧めの講座です(ФωФ)
「女性(わたし)のためのカウンセリング講座」。...
私も10年以上前に2年連続で受講しました。
あの2年がなければ、
今の私はいないだろうと確信しています。
ほんとにほんとに苦しかったあの頃。
どうしてこんなにもしんどいのか、
苦しいのか、生きづらいのか、
そこを解き明かす作業の過程で、
いろんなものが見えてくる。
つらい作業もあったけれど、
ここで学んだことは、今も私の根幹で私を支えています。
妻の役割、母の役割、娘の役割・・・
なんでこんなにしんどいんだろう・・・
という方、受講してみませんか。
きっと、5年後、10年後、
いろんなことを笑い話に替え、
心から幸せだと思える日々が待っていると思います。
1回目は10月14日(土)です。
それ以降も、途中からでも受講可能だそうですが、
できればぜひ1回目から。」
*「第18回女性ののためのカウンセリング講座」の募集要項については、以下をクリックください。
http://www.ne.jp/asahi/women/matsuyama/course1002.html
☎ 089-934-6486
MAIL wcm050401@yahoo.co.jp
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